Helvetica(ヘルベチカ)とはサンセリフの欧文書体の王道?鉄板?Webでいうなら「標準」?
de facto standard ですね。
「Helvetica」は,ラテン語で「スイス」の意味だそうです。
BMWやIntelなんかのロゴにも使われてるのは有名な話ですね。
Helvetica(31種類)と、改訂版であるNeue Helvetica(51種類)その他クローンと呼ばれるようなものとかも含めたら100を超えるウェイト/スタイルがあるので、デザイナーさんなどはその場に応じて様々なウェイト/スタイルを利用できます。
なんといっても、そのデザインの良さはずば抜けていてMacとかだとOSに標準でついてくるらしいですが、そんな標準フォントを使ってもそれなりのデザインになります。※但し適切なウェイトで利用した場合
検索すればいくらでも書体サンプルは出てきますがせっかくなのでUPしておきます。
Helvetica font sample様々なバリエーションもあるので、自分がよく使うのを2つほど。
helvetica Extra Black Condensed font sample
ガチっと目立たせたいときはこういう太いウェイト使ったりします。
オシャレにいきたいなって時は
helvetica Ultra Light font sample
こんな感じの細いのを大きめに配置したりします。
今回はHelveticaのお話ですが、同じサンセリフ系のフォントで、個人的に使い勝手が良いなぁと思うのがITC Avant Gradeというやつで、こちらもウェイトが色々揃っています。
ITC Avant Grade font sample
これに良く似たフォントがWindowsに標準でついているのを皆さん知っているかと思います。
Arialですね。
Arial font sample
実際にデザインに使ってみるとFontのデザイン的にはちょっとHelveticaには及ばないなぁという感じがしますね。
ずっとHelveticaのクローンをMicrosoftが作ったんだろうとと思っていましたが、調べてみたら、それなりの歴史があるんですね。といってもHelveticaのかなり後発なので、Helveticaベースなのは確かでしょうが
最後にHelveticaに良く合う日本語のフォント。
モリサワフォントの新ゴ。
Helveticaと並べてみると、かなり似通ってるのがわかります。
新ゴ font sample
Helvetica font sample
JRではこの組み合わせで使っているそうです。
サンプルを沢山並べましたが、左に大きくBRと表示させているのは、サンセリフ系の自体のデザインを見るときに、大文字のHとかBの線の太さや間隔のバランスを見たり、Rの右下の髭みたいなところのデザインで、フォントのデザインは決まるんじゃないか!と個人的に思っているからです。
そのへん気にして見てもらえると嬉しいなと思います。
特徴的なデザインフォントは結構簡単にダウンオードできたりしますが、こういう本当に使えるサンセリフフォントってやっぱりなかなか簡単には手に入らないですね。やっぱり高いお金出しても、こういうフォント持っていたいです。
サンセリフの欧文書体は奥が深いなぁ
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